体の一部のみ異常に汗をかく「局所性多汗症」とは? | 【制汗剤 AHCスイス 公式】汗と臭いがピタッ!

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体の一部のみ異常に汗をかく
「局所性多汗症」とは?

体の一部のみ異常に汗をかく「局所性多汗症」とは?

局所性多汗症

 

汗は身体全体でかくことが自然といわれています。

それでも、やはりどこかに偏ってしまうのもよくあることです。たとえば「手のひら」「額」「わきの下」「足」などが代表的な部分です。

このような状態を「局所性多汗症」と呼びます。

 

よくある局所性多汗症の例は?

紙などを握っているとシワシワになってしまう、ボールペンやパソコンのマウスが滑ってしまう手のひら。休日、一日中素足でいたはずなのにフローリングの部屋を歩くと跡が残ってしまう足の裏。気が付けば顎あたりにまで汗が滴り落ちてくる額…。

このような状態が局所性多汗症です。体全体で汗をかいてはいないのに、「いつもここだけが気になる」というお悩みがあれば、局所性多汗症を疑わなければなりません。 特に日常生活に支障をきたしてしまうほどになれば、すぐに病院を訪ねてください。

 

局所性多汗症の原因は?

原因は、自律神経の乱れです。自律神経とは、体を積極的に活動させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経とで成り立っています。

よくあるたとえでいえば、交感神経は「アクセル」、副交感神経は「ブレーキ」。これらを体が上手にコントロールできて、はじめて健康的な生活を送ることができるのです。

局所性多汗症は、交感神経が活発なときに起こるとされています。たとえば、テストや面接のとき、初めてのお客先を訪問するときなど、緊張を強いられる場面で現れます。「ああ、あるある」と思われる方もいらっしゃいますね。これが日常的になってしまったときに、局所性多汗症とされるのです。

 

対策は?

あまりに汗がひどく、手から物が滑り落ちる、靴の中で足がすべる感覚がするほど、生活に支障が出るレベルになれば、病院に行ってください。必要なお薬の処方と、日ごろの心がけについてのアドバイスをもらえます。

まだ病院に行くほどではないな、と思われるのであれば、自分なりのリラックス方法を探し出し、実行してください。先に触れたとおり、局所性多汗症とは交感神経が優位になり、「アクセル全開」の状態です。これを実行すれば落ち着ける!大丈夫!という方法を見つけ出せれば、いざという時に助けになってくれます。

 

リラックス方法の代表的なものは?

副交感神経を優位にし、緊張をほぐす方法の代表的なものは、

・ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる

・安心できる香り(香水・アロマオイル)の小瓶を持ち歩く

・リラックス効果があるとされるハーブティーを淹れてみる

・好きな食べ物を食べる

・ビタミンB1、C、カルシウムを摂取する

・何もしない時間をつくる

・無心に打ち込める趣味を見つける

が挙げられます。 ストレス解消といっても、カラオケや野球観戦など、興奮状態に入ってしまうものは避けてください。とにかく心と体を休めることが大事です。

 

特効薬は「開き直り」?

緊張することから起きる局所性多汗症ですから、病院に行くほどでもないと判断すれば、「ま、こういうこともあるよね」という開き直りも切り札のひとつです。 というのも、局所性多汗症は緊張からくるものです。

「また汗が出るんじゃないか」「恥ずかしい」と自分を追い込めば追い込むほどひどくなるという負のスパイラルに入り込んでしまうのです。これを断ち切るためにも、「あるある」と自分を納得させるのも大切なことなのです。

 

緊張をほぐす「ツボ」を覚えておくとベスト

緊張を解きほぐし、リラックスする方法にツボ押しがあります。手の周辺のツボなら出先でも人知れず実行できますし、特別な道具も必要がありません。

・「労宮(ろうきゅう)」―てのひらの真ん中。5秒間隔で指で押す・離すを数回繰り返す

・「内関(ないかん)」―手のひらを自分の方向に向け、手首のシワからひじ方向に指3本分の位置、二本腱の間。親指でぎゅっと押す

・「神門(しんもん)」―手のひらを自分の方向に向け、手首の小指側、とがった骨の根元の部分をぎゅっと押す

これらのツボは、緊張緩和と同時に安眠効果もあるとされていますので、何度か試してみて「自分にはココ」という場所を覚えておいてください。

 

カンタンなストレッチを実行

緊張すると、それにつれて筋肉も固くなっていることが多くあります。筋肉が張ると血管も圧迫され、血流が悪くなります。この現象から体は冷え、その結果として自律神経が乱れることがあります。

会社のデスク、学校の机に着席していてもできる首周りのストレッチを実行してみてはいかがですか?背中から首周りの筋肉を緩めるのに効果的なのは、

・両肩をぐんと高く上げてすとんと下げる、を数秒間隔で繰り返す

・両肩を背中側に反らせ、肩甲骨に寄せる・離すを数秒間隔で繰り返す

・右手で左のこめかみを押し、首を右に倒す。左も同じように。ゆっくりと左右バランスよく

首周りには生命を維持するために大切な血管や神経が集中しています。コリによってこれらが圧迫されれば、ストレスや不調につながることはすぐにわかります。 ストレスが体を固まらせるのであれば、体をほぐすことでストレスを軽くすることもできるはず。一度試してみてください。

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