寝汗がひどい原因と対策方法

寝汗対策

寝汗に悩まされたことはありませんか。春から夏は寝汗のシーズン。比較的寝汗の現れやすい時期です。ですが、一年中「朝起きたらパジャマがぐっしょり」という方もいらっしゃるのでは?

その寝汗、もしかしたら病気のサインかもしれません。寝汗から考えられる病気の種類のご紹介をします。病気ではない場合ご自分でも対策ができるかもしれませんので、是非ご参考に!

 

寝汗がひどい―こんな病気のサインかも

まず、どなたにでも起こりうるのが「自律神経失調症」です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、それを脳が上手にコントロールすることで、緊張感を持つべきときにはそれなりの緊張感を、リラックスすべきときにはリラックスするようになっています。交感神経が優位に立ったままだと、それはさながら「アクセルを踏みっぱなし」の状態。心拍数が上がったり、汗をかいたり、呼吸が荒くなったりすることがあります。このようなときには寝汗を経験するだけでなく、眠れない・眠りが浅いなど「眠りの質」が悪いことにもなるでしょう。

寝汗から疑われる病気には、肺結核もあります。微熱が続くことにより寝汗をかきます。レントゲンや胸部CT、痰の中の菌を調べる検査を行います。知らないうちに感染し、倦怠感や食欲不振といった症状を呈することもあるため、「寝汗もひどいし、疲れるな」と思ったらすぐに病院へ行ってください。病気を長引かせると自分自身が不快なだけでなく、知らず知らずのうちに他の人にうつしてしまうことにもなりますので、早めに検査を受けてください。

また、更年期障害も気になる病気です。ホルモンバランスの乱れによって先に触れた自律神経失調症の症状を呈します。更年期障害といえば女性特有の病気と考えられがちですが、男性にも起こりうるものです。男性には閉経といったわかりやすいサインはありませんが、男性ホルモンであるテストステロンの減少によりだるさなど女性の更年期障害に似た症状が出ます。ストレスによってホルモンバランスが崩れることから、仕事で重責を負い始める40代後半から50歳前後あたりで“更年期障害”を感じる人が増えているといわれています。

 

病気でないときの寝汗

そもそも、人間は寝ている間にコップ1杯の汗をかくといわれています。寝汗自体はとても自然なことです。そうわかってはいても、あまりの気持ち悪さで目が覚めるようなときは、次のような対策をとってみてください。

 

汗を吸うパジャマや寝具を

寝汗が気持ち悪くて目が覚めると、きちんと睡眠がとれなくなってしまいます。これを避けるために、寝汗対策としてコットンやシルクなど、きちんと汗を吸い取ってくれる素材のパジャマや寝具を使うようにしてください。このことの重要性に気づいている人は、冬でも毛布とタオルケット(いつでも寝汗を洗い流せるように)を組み合わせて使っています。

 

入浴後すぐにベッドに入らない

忙しい方がやりがちなこととして、「お風呂に入ったらすぐにベッドに」という習慣です。入浴によって上がった体温が冷めかかった頃が“入眠”にも適しているといいます。すっと眠りに落ちるためにも、寝汗対策のためにも、入浴後1~2時間後がベッドに入るタイミングです。

このことを守るだけでも、寝汗対策として充分、という人も少なくありません。

 

寝具の量(厚み)も見直して

夜中寒くなるかもしれないから、という理由で何重にも重ねた寝具を使ってはいませんか。この考え方を変え、「夜中暑くなるかもしれないから」、にしてみませんか。ベッドに入ったときにちょうど良い温かさを感じるだけの寝具を使用してください。もしも夜中に寒さを感じて目覚めたときのため、パジャマの上に羽織るルームウェアを枕元に用意してください。こうやって逆に考えれば、寝汗・暑さで布団を蹴飛ばし、その汗で冷えることによって風邪を引いてしまうリスクを減らすこともできます。

寝汗対策は、風邪対策にも通じますからとても大切です。

 

寝る直前のアルコールを避ける

アルコール飲料を飲むと、汗をかくのは皆様ご存じの通りです。このことをしっかりと理解していれば、寝酒は寝汗には大敵ということはすぐにわかります。それでもすっと眠りたいことを理由に寝酒をしたいのであれば、アルコール度数の低いものに切り替えてください。これだけでも寝汗対策になります。

ですが、寝酒はアルコール依存症になりやすいというデータもあるようです。どうしても眠りに入るまでの時間を短縮したい、しっかり眠りたいのならば、病院で睡眠導入剤を処方してもらう方がよいでしょう。睡眠薬と寝酒の併用は大変危険ですから、お医者様と相談しながら適した薬・服用する方法を教えてもらい、その指示に従うようにしてください。

 

寝汗はどうしてもかくものだから…

どんなに健康な人でも、一晩にかく汗の量はコップ1杯分。これを軽減することはできなくても、ひどくしない方法はありました。就寝時に着るもの、寝具の見直し、アルコールとの付き合い方を考える…これらを実行するだけでも寝汗対策を講じることが可能です。

睡眠は翌日の活力。心地よい睡眠を充分にとることは、毎日を健康的に過ごすために欠かせない条件のひとつです。

        
Top