岩盤浴でかくサラサラ汗はいい汗?

岩盤浴でかくサラサラ汗はいい汗?

岩盤浴でかくサラサラ汗はいい汗?

近頃、よく看板を見かける岩盤浴。サウナに続いて「健康的な汗をかける場所」として定着してきました。多くの人に愛される理由は、サラサラ汗をかけること。

岩盤浴でかく汗はどんな汗でしょう。本当にいい汗なのでしょうか。

 

「岩盤浴」汗をかく仕組みを知ろう!

体内の血液や水分の循環をよくするために岩盤浴に通っている方がいらっしゃいます。

また、「体に良さそうだから行ってみようかな」と思っている方もおられるはずです。

スポーツは苦手だけど、健康的な汗をかけるようになりたい―。

忙しい方には、魅力的な施設です。 岩盤浴とは、天然石を温めることで発せられる熱を体内に取り入れるため、その石の上に横たわるものです。

温められた天然石は、熱のみならず遠赤外線をも発するといわれ、体を芯から温めることができるのです。このことから、特に冬場、冷えが気になる女性が“常連さん”になることもあります。

岩盤浴で全身からサラサラ汗をかく理由は、もうご存知の通り「体温調節」を行っているから。

体の内部から温まると、その熱から脳を守ろうとして汗腺が働き始めます。

体が熱を感じる部分は皮膚と脳といわれています。

岩盤浴で体を温める方法ならば、脳が体内の熱を感じ取り、全身に「汗をかけ!」という指令を出すのです。

サラサラとしたじんわり汗をかけるのは、岩盤浴ならではの特徴があるからです。

 

サウナでかく汗は?

汗をかくことを目的とした施設に、サウナもあります。

サウナは皮膚が熱さを感じて発汗するものです。

岩盤浴とは異なり、体の表面を温めることで発汗を促しているのです。

皮膚で感じ取った熱は、皮膚の表面で処理しようとするのが人の体。体の内部の温度上昇とはまた違う種類の汗で対処をするのです。

急激な温度変化にさらされたときにかく汗は、血液中に含まれる塩分やミネラルといった大切な成分をも含んでいます。

このため、ベタベタでしょっぱい汗がどっと放出され、シャワーをしなければ気持ちが悪い状況となります。

事前にスポーツドリンクや塩分を摂取するように勧められるのは、このような汗をかくことがわかっているからです。

また、ふきでるようににじむ汗から理解できるように、体内から一気に水分が抜けて行く状態となっています。

水分補給を怠ると脱水症状を起こすこともあり、怖い怖いあの「血栓」を引き起こすこともあります。

また、血圧の高い方には避けて頂きたいところです。

 

岩盤浴でかく汗は…

岩盤浴とサウナの違いを理解したところで、再度、岩盤浴でサラサラとした汗をじんわりとをかく理由を見直してみましょう。

風邪などの病気で、体温が上がった時の汗を思い出してください。

朝目覚めると、パジャマまでびっしょり、といった体験はないでしょうか。

これこそ、脳が体を守るために指令を出し、かいた汗です。

体中の汗腺が総動員され、びっくりするくらいの汗をかいてしまうのです。

ですが、不思議とサウナで経験するほどベタベタでないことに驚くことがあります。

とにかく体を守る―塩分もミネラルも極力体内に留めたまま、水分だけを放出し、気化熱で体や脳を守ろうとしている状態です。

このような体の持つ機能本来の、望ましい汗を手軽にかけるのが岩盤浴です。

体の内部を温めることで脳の温度センサーを刺激し、全身でサラサラ汗をかくのです。

 

それだけではない、岩盤浴の魅力

体を芯から温めてくれる岩盤浴は、“冷え性の攻略”と、“熱中症予防”が期待できます。

冬場に体を温めたくなるのは自然なことですが、まだまだ残暑の厳しい今も熱中症予防のためにトライして頂きたいと思います。

熱中症が起こる理由に、「体が暑さになれていないから」というものがあります。外気の高い温度に慣れてゆくことを「暑熱馴化(しょねつじゅんか)」といい、エアコンが普及していなかった頃にはごく自然にどんな人の体でも行われていました。

時は今。エアコンが入っていないのは、道行く時や駅のホームだけ、ということも多くあります。

快適さが体の機能を奪っているのです。

暑さに体が慣れるチャンスを失っているともいえます。

必要な時に必要なだけ汗をかき、体の温度を調節できる体になっておく―。

この好循環を実現するためにも、無理のない範囲(時間)からチャレンジする岩盤浴が注目されているのです。

空調の効かない工場や建設の現場では、この暑熱馴化は特に重要視されています。安全のため朝礼の時に各種のチェックを受けなければならない場所も多くあるのです。

 

おわりに

健康的なサラサラ汗がかける岩盤浴が注目される理由がわかってきました。

体の表面のみならず、体全体(内部)の熱を体外に出すために必要な体の自己調節機能を活用していたのです。

汗腺を鍛える方法としても人気が高いのはうなずけるところでした。

大前提として、どんな汗であっても「かく前に水を飲む」ことが大切です。

まだまだ残暑の厳しい時節、水分補給はこまめに行ってください。

のどが渇く前に補給しておかなくてはなりません。

人間の体の約6割が水分であるといわれている程です。

目に見えない汗で大事な水分を失うより先に手を打っておかなければならないのです。

水と人体の関係は深く、複雑なもの。汗と上手に付き合うことが、明日の健康を作るといってもいいのではないでしょうか。

        
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