蕁麻疹と汗の関係 | 【制汗剤 AHCスイス 公式】汗と臭いがピタッ!

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その蕁麻疹、汗が原因かも?病院に行く前に行うべきチェック項目

その蕁麻疹、汗が原因かも?病院に行く前に行うべきチェック項目

1.汗 蕁麻疹

 

蕁麻疹とは、真皮の中のある細胞がかゆみの元を放出することによって、かゆみや皮膚の腫れといった症状のでる状態を指します。ときに汗が蕁麻疹の原因となることもあります。あなたはいかがですか?

 

1.汗が蕁麻疹を起こすことがある?

人により原因が分かれる蕁麻疹ですが、中には汗が原因とされる「コリン性蕁麻疹」と呼ばれる症状があります。かゆみを伴うことは他の蕁麻疹と同じですが、発汗を促すある物質が原因とされていることが特徴です。

 

2.コリン性蕁麻疹とは?

コリン性蕁麻疹とは、上記でご説明したとおり、汗によって生じる蕁麻疹のことです。発汗を促すアセチルコリンという物質や、汗そのものに対するアレルギー症状として蕁麻疹が現れます。

汗が原因のコリン性蕁麻疹は、若年層(10代~20代)に多く見られることが特徴です。成長期にあり、新陳代謝が活発な世代、つまり汗を多くかく人たちに多いのです。

最大5ミリ程度の、赤みを伴った水疱のようなものができ、ときにそれが連なるように広がっていくのがコリン性蕁麻疹の症状です。見た目によくないだけでなく、ひどいかゆみや刺激を感じることもあり、症状のひどい方はかゆみによるストレスでイライラしてしまうこともあります。

 

3.病院に行く前にチェックしたい4つ

汗によって発生するコリン性蕁麻疹ですが、他の蕁麻疹との違いは以下のようなポイントです。思い当たることはありませんか。

・春から夏にかけて症状がひどくなる

・運動をするとかゆみが増大する

・ゆっくり浴槽につかり体温があがるとかゆみを強く感じる

・アルコール類や辛いものなど、汗を誘発するものを摂取したときにかゆみがひどくなる

この条件を満たしていれば、コリン性蕁麻疹である可能性が高まります。症状がひどくなり、生活に支障をきたす前に皮膚科の受診をおすすめします。

 

4.コリン性蕁麻疹の治療方法は?

コリン性蕁麻疹は、汗や発汗を促すアセチルコリンが“悪さ”をし、アレルギー症状を呈している状態です。アレルギーとは、体内随所に存在するアミン(ホルモン・神経伝達物質)がアレルギーの原因物質(アレルゲン)と出会うことで活性化され、かゆみやただれ、むくみなどを生じさせることを指します。

ヒスタミンを抑制する「抗ヒスタミン剤」「抗アレルギー剤」が処方され、これでかゆみやピリピリとした刺激を和らげていきます。

 

5.生活の中での対処法

「病院に行くほどでもない」、もしくは「汗を大量にかく季節に向けて準備しておきたい」という方は、次のようなポイントに気をつけてみてください。

・体温を上げないよう、浴槽に浸からずシャワーで清潔を保つ

・免疫のトラブルを起こさないよう、規則正しい食事・睡眠を心がける

・過度のストレスで汗をかかないよう、自分なりのリラックス法を見つける

・汗が長時間体表にとどまらないよう、吸湿性のある衣服を着用する

・脇汗パッドを使う

・我慢できないかゆみが現れたら、かかずに冷やす

・汗をかいたら、すぐにぬぐう

・適切な制汗剤の使用

これらを春夏の汗のシーズンに先立って心がけておけば、かゆみの発症を低減し、ストレスとそれからくる汗の悪循環を断ち切ることを目指せます。

 

6.「汗をかかない」コリン性蕁麻疹

大して汗をかかないのに、蕁麻疹を発症する方もいらっしゃいます。他のアレルギー性蕁麻疹でなければ、それは「減汗性コリン蕁麻疹」かもしれません。減汗性コリン蕁麻疹とはいっても、症状はコリン性蕁麻疹と同様、かゆみやピリピリ感を伴う小さなふくらみが現れますが、冬場にその症状を感じる人が増えることが特徴です。

生まれつき汗腺が少ない、もしくは発汗を司る神経に異常があって、うまく汗を出せない方や、脊髄神経を傷めてしまったことから汗が出ない方もいらっしゃいます。このような方もまた、運動や入浴後にかゆみや刺激を感じるケースがあり、コリン性蕁麻疹または減汗性コリン蕁麻疹と診断されることがあります。

もしも、汗の悩みはないのに、異様なかゆみや刺激、発疹に困っている方は、そのままにせず病院へ行ってください。

 

まとめ

汗にまつわる疾患はいくつかありますが、自分自身の汗に対するアレルギー性疾患もありました。これは、とても悩ましいものですね。このような方は、日々の生活の中で、「できるだけ汗をかかないようにする」「汗をかいてしまったらすぐに拭き取る」「汗を吸い取ってくれる衣服を選ぶ」などの工夫をしなければなりません。特に汗をかきやすい脇の下などには制汗剤も使用しながら、上手に汗と付き合う必要があります。

かゆみやピリピリとした刺激は、イライラを招き、そのストレスが生活の質を損なうこともあります。ご自分の症状をつぶさに観察して、どうすればかゆみが軽減されるかを記憶し、対処法を見つけることが最も重要です。