1年中汗っかきの赤ちゃんをケアするための注意点

1年中汗っかきの赤ちゃんをケアするための注意点

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赤ちゃんはとても汗っかきです。特に頭の汗にはびっくりするほどです。これは、赤ちゃん特有の体の仕組みによるものです。赤ちゃんの肌はデリケートですし、免疫力も未発達です。汗っかきの赤ちゃんにいつも清潔な服を着せてあげるにはどうすればよいのかをご説明します。

 

新陳代謝が活発な赤ちゃんは「汗っかきさん」

赤ちゃんは新陳代謝が活発です。お母さんのおなかから生まれ出た瞬間から自力で生きていかなければなりませんから、細胞分裂も活発ですし、様々な臓器も自ら動かさなくてはなりません。あんなにちいさな体の中で「自力で生きること+成長すること」を実行しているのですから、それは汗もたくさんかくというものです。

人間の体は、起きているときよりも睡眠時のほうが体温が低くなるよう「セット」されています。大人の寝汗もそれが理由です。赤ちゃんは1日のうちに寝起きを何度も繰り返しますので、さらに汗をかくタイミングが多いこととなります。

特に気になるのは、頭部の汗です。まるで雨に打たれたかのようにぐっしょりと汗をかくことがありますが、これはまだ汗腺の働きが完璧ではないからです。汗腺そのものは大人と同じだけあるのですが、充分に活動していません。しかしながら、何らかの方法で体温調節をしなければなりません。体温が高いとき、赤ちゃんの体内では、血流が汗腺の代わりを担います。皮膚表面に血流を多くし、外気に触れさせることで体温を冷やそう、という「作戦」です。

赤ちゃんの皮膚血流は、頭部・体幹部分で特に多いとされています。このことから、頭部の汗腺は未発達ながら一生懸命に汗を放出しようとしているのです。

 

衣類をきれいにしたくても、柔らかな肌を刺激したくないなら

赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。汗をたくさんかけばあせもになることもあります。汗をこまめにふき取ってあげたり、衣服を取り替えてあげたりしなければなりません。では、それらのタオルや衣服はどのように洗濯するのがよいのでしょうか。

薄い皮膚を刺激しないよう、「赤ちゃん専用洗剤」を使って洗うのが定番です。このような洗剤は、一般的な衣類用洗剤とは異なり、蛍光増白剤をほとんど含まず、天然の界面活性剤を使用したりと、デリケートな肌を刺激しない配合となっています。

 

「煮洗い」で汚れをしっかり落とし、消毒・殺菌を

しかしながら、時に漂白剤を使いたくなることがあるでしょう。それは衣類の見栄えをよくするためというよりも、消毒・殺菌の意味合いからです。たとえば原因がわからない嘔吐をしたときなどです。もしも流行性の病気だったとしたなら…親としては心配してしまいますね。

消毒・殺菌をしたいタオルや衣類は、「煮洗い」をしましょう。用意するものは、ステンレスかホーローのお鍋(煮洗い専用のお鍋も販売されています)と、赤ちゃん専用洗剤です。

お鍋に水を入れ火にかけます。手をつけて「熱い!」と感じる程度になったら洗剤を溶かし、タオルや衣類を入れます。中火にし、吹きこぼれないよう時々かき混ぜ、10分ほど経ったら火を止めます。そのまま冷めるのを待ち、汚れが残っている部分があればもみ洗いをします。一旦絞り、改めてきれいなぬるま湯に浸けて水の濁りがなくなるまでよくすすぎ、絞ってから干します。

このとき、天日干しができればよいのですが、ベランダなど洗濯物を干す場所にハトなどの鳥がよく飛来しているようであれば、日の当たる窓際、室内に干すのがよいでしょう。

殺菌・消毒ができる煮洗いですが、生地が傷みやすいことは否めません。毎回煮洗いするのはおすすめしませんが、生地の傷み、つまり衣類の買い替えよりも清潔さを重視したい方は積極的に行ったほうが安心できます。

 

煮洗い後は生地のゴワツキを防止するために「赤ちゃん用柔軟剤」を使用

煮洗いで、生地のゴワツキを感じるようになったタオルや衣服には、赤ちゃん用柔軟剤を使用しましょう。もちろん、この赤ちゃん用柔軟剤は普段の洗濯にも使えます。

赤ちゃん用の柔軟剤は、生地の肌触りをよくするだけでなく、汗などの水分を吸いやすく仕上げてくれます。大人の衣類に用いる柔軟剤は、柔らかさを追及した配合がなされていて繊維の表面に膜を作ってしまう傾向にあり、汗を吸いにくくなるものもあります。さらには刺激の強い界面活性剤が繊維に入り込んでしまい、デリケートな赤ちゃんのアレルギーのもとになってしまうことすらありますので、赤ちゃんの衣服には使用しないことが重要です。

 

大人の衣類とは別に洗濯する

ここまでで充分ご理解いただけたと思いますが、赤ちゃんの衣類(繊維)と大人の衣類とでは、求める機能が全く異なります。赤ちゃんはとても多くの汗をかきますので、大人の衣類よりもさらに清潔さが必要です。同じ洗濯洗剤や柔軟剤で洗うことは厳禁です。洗濯の手間は増えますが、その苦労が赤ちゃんの柔らかな肌を健康に保つ秘訣といえるのです。

        
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